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火災保険料は住所と構造によって決まる

火災保険料は住所と構造によって決まる

火災保険はどのような補償内容を適用するのかによって異なるというのは知らない人はいないでしょう。ところが、火災保険が住所や建物の構造によっても異なるということを知っている人はどのくらいいるでしょうか。

火災保険料と住所・構造1:住所による相場の違いはどれくらい?

実際に火災保険料と住所にはどのような関連性があるのでしょうか。1,000万円の保険金額に対しての10年間の火災保険料について見ていきましょう。福岡県の場合は41,200円である一方、北海道の場合は32,600円となっており、9千円程度の差があります。その他の都市でもまちまちで、東京都が38,400円、新潟県が37,000円、大阪府で39,500円となっています。

また、火災保険とセットで加入するのが一般的な地震保険についても住所によって差があります。500万円の保険金額に対しての地震保険料を比較すると、福岡県が13,000円、北海道や新潟県や宮城県、香川県が16,800円、大阪府が27,250円そして東京都と愛知県が40,450円となっており、実に27,000円程度もの開きがあることがわかります。

火災保険料と住所・構造2:どうして住所で違いがあるの?

火災保険や地震保険でどうしてこうも住所別に違いがあるのでしょうか。それは、火災保険や地震保険などの基準料金の算定にあたっては、それらの住所においてこれまでに火災や地震などによる被害がどの程度発生し、それに伴う被害額がどの程度になっているのかを統計的にとりまとめて算出しているという事情が関係しています。つまり、保険料が比較的割安であるというのは、それだけその災害が起きにくい地域であると言うこともできます。

火災保険料と住所・構造3:建物の構造でどの程度違いがあるの?

火災保険料の算出にあたっては、建物の構造をM構造・T構造・H構造の3つに分けて考えます。M構造はコンクリート造のマンション、T構造は鉄筋コンクリートなどの耐火構造の戸建て住宅、H構造は木造の戸建て住宅がそれぞれ当てはまります。これら3つを物理的な燃えやすさで比較すると、H構造がもっとも燃えやすく、M構造が相対的に燃えにくいということになります。そのため、火災保険料が高い順に、H構造>T構造>M構造と並べることができます。

このように、住所や構造によって火災保険料が左右されますので、これから住宅を購入しようと考えているのであれば、物件自体のスペックを確認するだけでなく、立地や構造についても配慮しておくように心がけるといいでしょう。